公募展『躯があって 透けてもないし 朧じゃないのになんか 怖い 展 』​第2章

【ステイトメント】

電気が消えた。
スマホで照らそうと手を伸ばした。
なにかに触れた気がした。
スマホはそこになかった。
瞼を閉じているのかカーテンが閉まっているのか、どちらにせよ暗いことにかわりのない場所で、あるはずのない存在に対して必要のない焦燥感が襲うのはなぜだろう。
安全なはずの部屋が真っ暗になったとき、本当にそこが部屋のままなのかと、そう思ったことは？
私達は見えないものに畏怖を抱き、見えないことで夢を見る。
布団を頭まで被ることで、いないはずの怪物から身を守ろうとさえする！
しかし、見えないからこそ近付いてくるとは、考えたことがないのかい。
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テーマは「クトゥルフ」​つまりラブクラフト
思い思いに深淵を覗き、 覗かれる恐怖を表現しませんか？
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イラスト・写真・立体（アクセサリー等）・その他どんな表現でも自由です！
テーマに沿っていれば過去作品、発表済作品、未発表作品でも問題ございません。